過敏性腸症候群の診断など臨床から基礎研究まで注目される最新診断機能
消化管は食物やガスの流入刺激により、蠕動反射や腸腸抑制反射の運動をおこない、さらに内臓の状態を脳中枢に発信して内臓感覚をもたらしています。
この消化管機能の異常による疾患は機能性消化管障害と呼ばれ、その病態が次第に明らかにされてきました。アイソバーⅢは消化管の機能検査のために最も有効な手段で、機能性消化管障害の診断、特に過敏性腸症候群IBSの診断には唯一の方法として重要視されています。
アイソバーⅢ
メインリザーバーユニットは、単独でシングルバッグによる計測がおこなえます。外部リザーバーユニットを加えるとデュアルバッグ計測が可能で、メインリザーバーユニットが2ch分の制御と圧検知機能を備えています。
[ メインリザーバーユニット ]
●電 源 AC100V 50/60Hz 85W
●寸 法 W330×D530×H230mm
●重 量 30kg
●シリンダー 1300ml
[ 外部リザーバーユニット(Dual Drive) ]
●電 源 AC100V 50/60Hz 85W
●寸 法 W330×D530×H230mm
●重 量 12kg
●シリンダー 1300mlおよび140ml
アイソバーⅡR
マウス、ラット、フェレット、犬、ミニ豚、羊などを用いた動物実験に使用できます。
[ アイソバーⅡR ] [ リモートキーパッド ]
・ 世界で唯一のデュアルチャンネルミニチュアバロスタット
・ 2つの50mLシリンダーを内蔵(180mLのものもある)
・ ボリューム測定精度の最小分解能は0.04ccと超微細
・ 最大加圧設定圧は100mmHg
●シリンダー容積(スタンダード):50ml
●重量:17kg