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●内圧1ch測定と本体傾きセンサー |
直腸肛門機能検査
連続内圧測定(Rapid Pull-through Method)
圧力トランスジューサーのカテーテルの自動引き抜きにより直腸から肛門括約筋終端部までの内圧分布を測定します。
定点内圧測定(Station Method)
直腸から肛門括約筋終端部まで1cmずつセンサーを移動し,各ポイントで安静状態といきんだ状態,さらに肛門を強く絞めさせた状態での測定を,6cmまで6点でおこないます。各状態の最大値が記録されます。
直腸肛門反射測定(RAIR)
バルーンカテーテルを直腸内に挿入し,肛門管部分にセンサー部を置いてバルーンを急速に膨らませます。5・10・15・20mlの4段階のバルーン拡張で,肛門括約筋の弛緩が波形で確認できます。
直腸コンプライアンスの測定
コンプライアンス用バルーンを直腸内に挿入し,温水を注入して,注入量と圧の関係からコンプライアンスが測定されます。直腸の感覚と弛緩の具合を検査します。