臓器運動の解析で世界の最先端を走るスターメディカル

●内圧4ch,pH2ch測定と本体傾きセンサー
●携帯型36時間収録(8Mbフラッシュメモリー)
データを液晶表示画面にリアルタイム表示
●サンプリング数:圧は100mS/pHは最初の校正時100mS,
 以後1S(5分後自動的に)
●ポケットモニターを転送boxに乗せることによって6chデータを
 パソコン上の画面にリアルタイム表示できます

食道内圧伝搬機能検査

食道内圧の検査は,胸のつかえ感や膨満感,嚥下困難や激しい胸痛などの症状を訴える患者に,食道の嚥下動作や蠕動がどのようにおこなわれているかを,明確に把握できる検査です。

食道内圧伝搬障害の主な症例

アカラシア(噴門痙攣)
LESでの弛緩が見られない。食道およびLES圧の亢進がみられ,WS時と同時に圧上昇が起こる。WSは水の嚥下のタイミング゙を示す。

GERD
食道運動機能の低下と10秒以上の一過性のLES弛緩が見られる。

ナイトクラッカー食道
食道が異常に収縮し,普通の収縮圧はみられるが,200mmHg以上といった高い圧を示し激烈な胸痛をともなう。

滑脱型裂孔ヘルニア
正常なLES波形に比べLES成分と食道裂孔成分が分離。LES位置のセンサーを,安静状態で引き抜きにより移動させて測定する。LESの長さも伸びている。LESは圧が15cm~30mmHgで長さ2~4cm程度が一般的。



ポケットモニター